石下
女性が活躍をする時代と言われ昨今、栃木県北でも女性ならではのアイデアや感性を十分にいかした、女性の経営者がいらっしゃいます。今回の「美しいひと」は株式会社フードサヤカ取締役社長の藤里美さんです。まずはご紹介と事業を始められた経緯をお願いします。

 

里美社長
食肉製品製造業やそうざい製造業である会社フードサヤカ取締役社長の斎藤と申します。2016年に父が経営する有限会社ミヤ商事の姉妹会社として株式会社フードサヤカを創業し2019年に父から引き継ぎました。創業当初は父が事業展開している間、私は有限会社ミヤ商事の業務についておりました。必要に応じて株式会社フードサヤカのお手伝いをしておりましたが、2019年に父が体調を崩し両社を共に経営する事が困難な状況となりました。

 

有限会社ミヤ商事を優先的に考えて株式会社フードサヤカは休業を迫られましたが、私としては株式会社フードサヤカで常日頃からお世話になっているお客様にご迷惑をお掛けしたくはないという想いがありました。自身が子育て中でしたり両親の介護でなかなか仕事に集中できない中ではありましたが、私が父の次に株式会社フードサヤカの業務内容をある程度把握していたのもあり、私にやれる事をやれるだけやってみようと決心。私の体を心配して反対する声もありましたが父の意思を引き継いで取締役社長となりました。

 

しかし、引き継いだのはいいもののそんなに甘くはありませんでした。両親の介護を優先しつつ子育てに奮闘しながらも両社の業務の優先順位を自分なりに考えながら、一つーつ今やることに最善を尽くして取り組みましたが時間には限りがあり、毎日毎日が精一杯でした。思いがけない出来事に振り回されることも多々あり、一人では限界を感じてはいましたが、何でも自分で取り組もうとしていた私を見かねて家族が支えてくれるようになり、主人と長女の協力のおかげと有限会社ミヤ商事従業員の支えによって現在も続けることが出来ております。そして調理師でもある主人が今年に入り株式会社フードサヤカの製造に本腰を入れてスタートしたばかりです。23歳で有限会社ミヤ商事に入社後、肉職人として長年の経験を積んでおり、父の手掛けたオリジナル商品製造を引き継ぎつつ、新商品開発にも意欲的に取り組んでおります。今では両親も共に体調が回復し、今年の春過ぎからは私も徐々に仕事に集中出来る状況になってきました。今まで現状維持を図る態勢であった株式会社フードサヤカでしたが、ようやく事業展開を図れる態勢へ望みを持ち始めたところです。

 

石下
商品に対するこだわりとか、思い入れ、おすすめする理由等をお聞かせください。

 

里美社長
2年前に両親共に体調を崩し、私も過酷な状況の中でストレスや過労から体調を崩しやすくなりました。病院での治療や薬に頼っていましたがそれだけではなかなか改善しませんでした。ある時、食べ物によって検査結果の数値が悪化したり、改善したりと数値の変化を見て、食べ物の摂り方によって体質が変わることに改めて気付かされました。そして「食」で体は出来ている事や精神的な病にも「食」と関係があることが分かりました。この経験から株式会社フードサヤカの加工品製造過程で「体に優しい商品の提供」にこだわりを持つ様になりました。体に負担のかかる保存料や着色料等の添加物不使用を心がけて、素材を生かした最低限の味付けで、お子様やご年配の方まで幅広く食べて頂きたく安心安全を追及したおすすめの看板商品としましては【大田原産黒毛和牛ローストビーフ】【那須の後藤牛ローストビーフ】【国産豚ローストポーク】があります。肉職人が一つ一つ丁寧に成型からマリネし低温で長時間加熱調理すること丸2日間かけて株式会社フードサヤカのこだわり商品となります。

石下
ところで、今後の展望、挑戦してみたいことはありますか?

里美社長
自社栽培の農園の改良と農園で育てた無農薬の農産物加工品製造販売を手掛けていきたいです。そして人と共にペットにも安心安全な体に優しい商品づくりに挑戦してみたいと思っております。

石下
「食」を通して、体に優しい商品の提供、またここでしか味わうことのできない唯一無二の商品をご主人とご一緒に手掛ける里美社長はまさに“美しいひとです。餌にこだわり、安心・安全な丁寧に育てた牛の生産者からの思いと体にやさしい無添加、熟成で手間暇かけて作るとろける味わいの絶品ローストビーフをぜひ皆様の食卓で味わってみてください。里美さん、今日はとても素晴らしいお話しをお聞かせいただきまして、本当にありがとうございました。

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